最初にお断りしておきますが、今回の動画はあまりにも周囲の騒音、雑音が酷くて掲載を諦めていたものです。が、阿比留瑠比さんの転載・伊藤所長論説「安倍首相の困難な『戦い』」
世間では安倍前首相の辞任を契機に、色々と貶していますし、辞任会見を見た時に、私自身の落胆も大きく、報道されたような感想を私も抱きました。が、しかし。信念を持つ人は、常に孤独であり、周りからどんなことを言われても、信ずるものを決して諦めないものです。その安倍さんの心境が、このオブリヴィオンに通じるものがあると感じたのです。
今回の動画は、悪魔の如く騒音、雑音が襲ってきます。先ずは草刈り機の金属音、続いてカラスの耳障りな喚き声、更にバイクの騒音。更に更に、草刈り機とカラスはいつまでも攻撃をしつこく繰り返しますし、遊覧船の大音量の警笛までやって来ます。そのような環境にあっても、Sakikoさんは演奏に集中しています。見事な集中力です。
ピアソラ作曲のオブリヴィオンは、とても物憂げで、悲しく、美しく、いつまでも耳の底に響いているような旋律を奏でます。人生においても、誰もが悪魔のように襲いかかってくる事件と対峙せねばなりません。終わりのない悲しみや嘆きとも対峙し続けねばならないのです。決して諦めず、対峙し続ける人間には、自ずと美しさが備わってきます。
泣き叫ぶのではなく、悲しみと向き合い、堪(こら)える。そこに美しさが現れるかどうか。オブリヴィオンには、そのような美しさがあるような気がします。ですから、騒音や雑音に気を取られず、ピアノに集中してみてください。きっと、堪える人間の美しさが見えてくると思います。
...と、YouTubeへアップしたところ、かなり雑音が軽減されました。ファイル圧縮の過程で、削がれたようです。なるほど、ということは、ソフトウェア上でもかなり削ぎ落とすことが出来るかも。ちょっと、勉強してみます。
※ 2007.09.29 追記
草刈り機の騒音を消してみました。ちょっと音が曇ってしまいましたが、どんなもんでしょ。
※ オリジナルバージョン(騒音入り)
2007.09.22
下記は8月18日の演奏です。
2007.08.18


by 小笠原 雅彦
十和田湖を一周してきました2